エデュケーターギャザリング(SDGs for School)でした!

SDGs for School主催、
3回目となるエデュケーター・ギャザリングを開催されたので、
参加しました!

2022年5月に、
Think the Earthが主催する
SDGs for School認定エデュケーター講座」に
参加したご縁で、認定エデュケーターとして活動しています。

SDGs for School認定エデュケーター講座に参加しました。

その認定エデュケーターが集まっての学び場が、エデュケーター・ギャザリング!!

3回目は・・・
ゲスト:山藤旅聞さん(新渡戸文化中学校・高等学校副校長/(一社)旅する学校 代表理事)
テーマ:「未来の教育デザインと実践」

久し振りの参加ということで、とてもワクワク!

山藤旅聞先生は、前回もお話伺って、ぐっと来るものがあり、
今回、お話伺えるのがとても楽しみでした!

日本だからこそできること

「日本はとっても素敵な場所で、日本だからこそ、できることがたくさんありそうだな」

そう話されたこの一言で、今日もぐっと来てしまいました。
私がオランダに視察に行きまくって、行きついたのは、まったく同じ言葉だったからです。

以前は、学校での学びの話をされていたのに。。。
日本の地方は世界の未来と見据え、地方の課題解決に、
教育が入って何ができるのか。

そこに立って活動されていました。

須賀利という場所にご縁が生まれ、法要に参加されたお話から、
日本の地方の現状を話してくださいました。

子どもが消え、学校が廃校になり、祭りが消えそうな状況。
地方の過疎化は、日本が世界の1歩先を歩んでいて、
日本地方は世界の未来だろうとおっしゃっていました。

・時間がない
・無駄にしない活動をしないと
・本気で行動していけば改善できるんじゃないか

東京の子どもたちが三重に行くことだけではなく、
三重の子どもたちが東京にスタディツアーに来るという試みが
子ども発案で実施されたそうです。

学校に泊まって、
子どもたちが、東京のいろんな場所を紹介していく。

子どもの主体から生まれてくるプロジェクト^^

三重に事務所を置いたことで、2つの地域を行き来する生活をされていて、
そのことを通じて「複眼的にわかってくることがある」とおっしゃっていました。

あらためて
・教育って何なのか
・学校とは何なのか
・教師って何なのか
ということの再定義を繰り返しているとおっしゃっていて、すごく考えさせられました。

複眼的に見るって、すごく大切なことだと、思っていて。
そうしてはじめて「いいところ」も「微妙なところ」も見えてくると思うのです。

最後に、行動者が次々に生まれてるのは・・・・

プロジェクトを実践した子どもたちが、こう答えていました。

先生方がわくわくしていること、教えるではなく共に考えてくれることが、
楽しく活動することに繋がったと答えていました。

山藤先生は、

大人が行動を続け、一緒に考えている、一緒に進み続けているという姿が、
行動の連鎖を生み続けているのではと考えておられ。

先生から生徒への行動変容もあれば
生徒から先生への行動変容もあり。

自分が主体者になり、主体者で在り続けることが、次の行主体者を生み出していくのでは思っています。

と、話されていました。

主体者で在り続けること。
自分の在り方を振り返る時間となりました。

今後のプロジェクトの話もされていて、すごいアイディア!!と、
最後の最後まで触発されました~~~~!!

自分ごととして考えたこと

私は、

目標4. すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

という目標と「誰も取りこぼさない」というところに、
自分の力点があって、そこから学校現場や学びのデザインというところに、
自分のエネルギーが向かっています。

そこに集中しているからこそ、ぐっと、目の前のことに視点がいっていて、
今回山藤先生の話を聞きながら、ぐーっと俯瞰して今と教育を感じる時間になりました。

そうか、そこまで切羽詰まっているのか。
そして、自分が知らない間に、伝統が今この瞬間に、消えてしまっているのか。

そこに対して、教育という視点で何ができるのかという視点が、
自分に広がった時間でした。

何百年も続く祭り、伝統。
何百年という続くものがある文化がある国というのが日本という国であることを、
あらためて国や文化が続く国は、当たり前ではなく。
それを、誰かが守ってきたからこそ、今、それが続いている。

我が町池田にある「がんがら火祭り」
そういえば、何年続く祭りなんだろう。。。と調べてみたら。。。。
1644年~とあり、なと380年!!!

自分が住んでいる町の文化に関しても、あらためて考える時間になりました。

先生の話を聞きながら、ふと自分に出てきたことばがありました。

「人の出会いは、思いのこもったバトンの渡しあい」

人との出会いは、新しい何かが生まれる機会になる。
文化を継承していくという大切さもあるし、
新しい価値を生み出していくということも大切。

なんでもかんでも一新したらいいわけじゃない。
それは、教育の分野でも感じていること。

本当に大切なものは、繋いでいく必要があって。
善くしていく部分は、時代に沿って新しいものに変化させていく。

自分の主体者で在り続けるぞ!!

全国のエデュケーターのみなさんとの時間

全国の先生方の活動報告の時間は、とても刺激がありました。

限られた時間ですが、実践例の話を聞かせていただけて、
対話の時間があって、
この時間がとても好きです。

全国各地で、頑張っている先生方の今を共有出来て、
お互いの活動を共有する。

何かが動き出しているところもあれば、
動かないところもある。

目に見える部分は本当に一握りで、
目に見えないところでたくさんの先生方が、
思いを持って頑張っている。

あらためて、私は、頑張っている先生の力になりたいと思ったし、
学校という場所は子どもの権利も、大人の権利も尊重された場所であるように、
働きかけをしていきたいと思いました。

地域×教育といえば・・・

地域と教育といえば「地域みらい留学

昔教育のことで語り合ったことのある「岩本悠くん」が、立ち上げたプロジェクト。
今や、全国規模になっていて、本当にすごいんです。

山藤先生の活動を見ていたら、
旅する学校」を見ていたら・・・
地域・教育魅力化プラットフォームの文字が・・繋がってた!!!

山藤先生の活動をお話、ぜひ聞いてほしいです↓↓