学校の学びを
日常と繋げる場所。
それは、家の食卓でありリビング。
オランダでは
選挙の時に
子どもニュース番組で
候補者のインタビューがある。
子どもたちがインタビューアーになって、
人柄や政策について自分たちで問い、
それをもとに、自分なりの考えを持ち、
自分なりの投票を行う←選挙権はないから、実際には反映されないけれど。
オランダの空気に触れ、
学びの本質や家庭の役割、
自分にできること。
そんな問いの先に、
我が家の食卓も
今は、池田市長選挙の話題を
よく話す。
6年生の長男は、
1学期がちょうど政治だったので、
イメージがつきやすかったみたい。
いいタイミングだった^^
3年生の次男は、よくわからないけど、
わからないからこそ、質問だらけ。
市長は何をする人なの?どんな仕事なの?
市長は何ができるの?
何歳から市長になれるの?
どんな人が市長候補なの?
選挙はどうやってやるの?
なんで選挙になったの?
どうしてそういうルールなの?
母は、誰を選ぶの?
1つ1つに知っていることを確認したり、
知らないことに私が答えたり
1つ1つを一緒に考え、共有や探究していく。
長男は、6年後に選挙権を持つ。
次男は、9年後。
まだ先に見えるけれど、
いきなりは、選べない。
誰を選んだらいいのかも
何を基準に選んだらいいのかも
何をもとに、評価していいのかも
いきなりじゃ、わからない。
選挙に行かないことも問題だけれど、
選ぶ人が「どう選んだ」は、
自分たちの暮らしや未来に大きく影響がある。
選ぶ、省察する、選ぶ、省察する。
この繰り返しの先に、わかってくることのほうが多い。
だから、選ぶという行動につながる、
考えや探究は、1日にしてならず、だと私は思う。
今回の市長選。
市民のいろんなものが問われる選挙だと思っている。
どんな結果になろうとも、
社会の成熟は、一人一人の成熟の先にあるもの。
今回は、どんな結果になるんだろうか。
食卓とリビングは、
学びと日常を繋げる場所。
給食は、君たちに関係あることじゃない?
体育館の冷暖房は、君たちに関係あることじゃない?
公園の遊具、デザイン、君たちに関係あることじゃない?
駅前のお店、遊び場、あなたたちにとっては楽しくて安全な場所?
中学校の制服決まっているけど、それについてはどう思うの?
あなたの暮らしにつながる
さりげないことから大きなことまで
みんなで選んだ誰かに託して動いているのが、
今の日本の社会。
すばらしいリーダーが現れて、社会を変えてくれる!!!
・・・んなわけないやん。
自分たちが一緒に変えていくねん。
子どもだろうと、大人だろと、無関係じゃないよね。
「・・・市長になりたい!by次男」
いい夢だ!