【オランダ視察編】5年コースと6年コースがある中高一貫校(2018年6月19日)

視察日:2018年6月19 日(火)
視察先:St. Nicolaaslyceum (アムステルダム)

12歳から18歳までの教育を実施している中高一貫校です。
5年コースHAVOと大学進学6年コースVWOがあり、
英語の2か国語教育、スポーツVWO、文化VWOもあります。

オランダの教育制度はこちら

学校の紹介

国際交流担当の先生が、担当してくださいました。

コーヒーとストロープワッフルをいただきながら、お話を伺いました。

生徒数:1200人
クラス:55クラス
先生:100人
1クラスは、28人くらいです。

応用大学と、研究大学に進学ができるコースを持つ学校です。

アムステルダムは、色んな国籍の子供達が住んでいます。

この学校も、たくさんの国籍の子どもたちが通っている学校です。

5年前に今の学校が建てられました。
(昔は、小さな学校だった)

・明るい
・オープン

※学校の雰囲気が伝わるようにつくられています。

■学校の価値観

①自立

②責任感を持つ

③社会的なつながりをもつ

この3つを身につけて、社会に出て行ってほしいと考えています。

※どの教科を通じても体験し学ぶものです。

■junior college ※はじめの3年間

すべての学生は、3 年間の幅広い基礎教育を受けます。
HAVO/VWOまたはVWOクラスだけでなく、スポーツ(VWO) やバイリンガル教育 (HAVO or VWO) というクラスの1つを選択することもできます。

・文化・芸術教育・・美術館を訪問、ドラマを作るなど

・スポーツ教育・・・スポーツを通じて他の人と協力する、大会を企画するなど、スポーツが世の中で発展させていくためにはどうしていくかを考える

・バイリンガル教育・・・ふつうの教科(全科目の半分ほどの量)を英語で受ける。100%英語で授業。

■senior college※日本でいう高校

HAVO では 2 年間、VWO では 3 年間教育を受けます。
自然と健康、文化と社会、自然とテクノロジー、経済と社会、4つのいづれかを専攻します。
スペイン語、コンピュータサイエンス、社会科学、運動、スポーツ、社会など、オリジナルの科目を選択することもできます。

その他に、International Stream プログラムを実施しています。

HAVO には Havo International Class (HIC) プログラム、
VWO には International Stream プログラムがあります。

・1日訪問
・交換留学
・海外からの企業を訪問
・ECの大使館学校

など実施しています。

・海外からの企業を訪問
※企業を案内してもらい、1日仕事を知る
※どんな仕事をしているのかを知る

学生は企業で実習(体験)もできます。

4年生のとき、40時間の社会体験を行います。
(例)子どもにスポーツを教える、老人ホームにお手伝いに行くなど、

それぞれが個人で何をやるか考え、そして自分で決めます。

授業見学

3つのグループに分かれて、授業を見学しました。
・英語のクラス
・数学のクラス
・生物のクラス(英語で実施)

1年生 英語での授業@生物

※微生物とは何か?

微生物ときいて、何を思い浮かべる?
なぜそう思うの?

子どもたちが、自分たちで英語を話すこと
理論だけではなく、英語を自分が使えるようになる。

レベルが違う子を同じグループにすることで、お互いで学びあいます。

学校見学

学生の大半が、自転車で登校します。
駐輪場は、自転車でいっぱいだそうです。

スポーツクラスのエリアです。

ロッカーがあったり・・・

運動器具のコーナーもありました。

芸術のクラスのスペース

音楽のクラスのスペース

図書館♪

入り口入ったら、オープンスペース(ホール)。
天井には照明があって、階段に座って観覧できるようになっていました。

先生との対話にて

■不登校について

子どもたちのケアシステムがあります。

①どうやったらまた学校に来れるかを、考える

・市の社会福祉の人
・カウンセラー
・親
・子ども
・先生
が、一緒に話をします。

②学校にこれない子どもたちは、家で授業を受けられる

レベルに沿った授業を行っています。
※国が派遣するスタディーコーチが家庭で学習をサポートします。

■オランダの中高生

学びは学校だけではありません。
学校で授業を受け、応用は家でやります。
※宿題は、2-3時間/1日

スポーツは、午後や夜にあります。
※学校に部活はなし
※スポーツをしたい子は、地域にあるスポーツクラブに入ります。

全員参加の行事はありません。
親との面談は、10分/1年×3回あります。

■評価方法

(先生の評価)

・学校の校長先生が先生(授業など)を見て、評価します。
・生徒が先生を評価します。

(学校の評価)

どんな授業をするかは、学校が決めれます。

子どもが卒業するためには、オランダの統一テストがあります(卒業試験)。
卒業者の割合が、学校の評価となります。

学校管理局がテストの結果を見て、学校を評価します。
卒業試験に不合格になると、留年か、中退になり、
中退を選ぶ場合は、夜間中学などで引き続き学ぶこともできます。

■特別支援が必要な子のサポート

・授業の中でサポートします
※見やすい・大きな字の教材を使うなど。
※その子が理解しやすい教材を使って行う

・補習授業を行うこともあります。

日本の教育紹介タイム

今回も、日本の教育について紹介しました。
制服やルール、行事、掃除など、本当にたくさんの違いがあるんですよね。

オランダの先生からのご質問いただいて、
日本の中学校の先生と、日本の中学生が回答する時間。

日本の中学校は、オランダと多くの違いがあったので、
その違いについても対話する時間となりました。

対話をしながら、あらためてそれぞれの良さがあるなぁと感じ、
それぞれの良さを生かせることがないより大切なことだと感じた時間でした。

素晴らしい体験とご縁に感謝です。