料理、裁縫、洗濯・・家庭科がある日本の教育素晴らしい!

こんにちは、木村祐理です。

オランダの教育の話をすると、
オランダの教育すごい!学校すごい!ってなってしまいがちですが。

「隣の芝生は青く見える」
《The grass is always greener on the other side of the fence. 》
何でも他人のものはよく見えるものである。

日本の学校も、教育も素晴らしいんです。
残念な部分もあるけどね、それは、どの国のどの教育も同じこと^^

日本の教育の話を海外でする中で、
素晴らしい(驚かれる)と言われるものの1つ、それは家庭科です。

学校カリキュラムの中で、
家庭科が全員必須の科目というのに驚かれるんです。

家庭科がある国もあるようですが、
料理のみ、または選択した子が受ける授業だったりします。

日本は、小学校高学年の必須科目になっていますよね。
小学校5年・6年の2年間で、115時間の授業時間もあるんですよ~

家族関係・生活管理・被服・食物・住居の五つに整理され、
・調理実習
・裁縫
・選択
・掃除
などなど、実習を通じて、生活に関係することを学ぶ。

当たり前のように私も受けて育ったので、
海外の学校関係の人と対話する中で、
なんとも珍しい教科なんだってことを知りました。

あらためて、ありがたい強化ですよね。
生きる、暮らすに関係する実務を、
小学生がわかるサイズと工程を通じて、学ぶことができるだから。

ちなみに、我が家の子どもたち。
二人とも、調理実習で「ゆでいも、ほうれん草のおひたし」を作ったその日から、
本当に飽きるまで&食材がある限り、このメニューを作り続けていました。

海外の裁縫は、どちらかというと職業に繋がる部分でされているように感じます。
そのような授業は、中高生で何度か見ました。

家庭科の裁縫は、職業というよりも、暮らしの中での行為として、展開されていますよね。

針と糸で何か縫う。
このシンプルな行為は、案外日常で使うもので。

自分の衣服の調整の他にも、
我が家の子どもたちは、自分のぬいぐるみの補修を
ちくちくちくちくすることに役立てています。

掃除や洗濯しかり・・・。

日常生活の中で、お手伝いの一環でやることはもちろんありますが、
あらためてその意味や、親以外の人から習い、学び、あれこれやってみるあれこれ。

生活力の基盤になる教科だなぁと、我が子を見ていても感じています。

暮らしは便利になり、
自分の手を動かさなくても生きていけるように
時代は流れていますが。

自分の手を動かし、自分の生きるに繋がることを行うことは、
自分の生きるを感じることもあるように思います。

あらためて、日本の教育の本当の素晴らしさの1つだと思います。

そして、教科ではないですが、掃除。

これも、かつて海外で驚かれたものですよね。

海外の学校で、自分たちで掃除する国、増えつつあると思いますが、
(日本の影響です)
多くは、【清掃員】が掃除します。

掃除は、作業や仕事であり、学習内容ではないからなんです。

汚れたから掃除をするというよりも、
もともとは、道の世界の稽古場や道具をきれいに整えることで心や姿勢を磨くと言われますよね。

仏教でも、僧侶の修行は昔から一に作務、二に勤行、三に学問といわれ、
仏教は人格を完成させるための教えで、その手段のひとつとして作務の大切さを教えられています。

日本の学校で行われている掃除は、
このような流れから行われてきているのでしょう。

そのため、世界の学校での「掃除」が持つ意味と、
日本が行っている「掃除」が持つ意味は、
少し異なりがあるのかもしれませんね。

今の学校現場が、この流れをどのくらい継いでいるのかはわかりませんが、
どちらにせよ、日本の教育の素晴らしい!と言われる部分です。

家庭科、掃除・・日本の文化から教育は生まれてきるし、
素晴らしい部分も誇れる部分もたくさんあることを、
ぜひ知ってほしいなぁと思います。

どの国の教育も、学校も、
いい部分もあれば、残念や改善していく部分が
あるものだから。