宿題も授業も教師もいない学校(オランダ子どもニュースより)

少し前の記事になりますが!
オランダのアゴラ学校のことが「オランダ子どもニュース」に取り上げられていました。

10月30日の記事:「この学校には宿題も授業も教師もありません」

(日本語翻訳の記事を載せておきます。)

クラスや教師はなく、いつ、どのように何かを学ぶかを決めるのはコーチと生徒です。
オランダではこの方法を採用する学校が増えています。それらはアゴラ学校と呼ばれます。

クレンボルグにも同様の学校があり、生徒数は 70 名です。彼らは学びながら多くの自己決定権を獲得します。
こうすることで、机ではなく校庭で算数の練習をすることができます。

この学校で子どもサポートをするのは、教師ではなく「コーチ」です。

”コーチは、いつ何をすべきかを指示するために存在するのではなく、あなたを導くために存在します。何かがうまくいかない場合に役立つように。”

現在、オランダにはアゴラ小学校が 6 校あります。7番目は1月にオープンします。

詳細の記事は↓↓
https://jeugdjournaal.nl/artikel/2496008-deze-school-heeft-geen-huiswerk-klassen-of-leraren

私が視察に行っていた時には、実際に見ることが叶わなかったスタイルの学校。
その時も、少し話は聞いていました。

こういうスタイルの学校。
日本では、オルタナティブスクールとしてたくさんありますし、
今もどんどん創られていますよね。

私がかつて携わったスクール、そのまんまの姿だなぁと思っています。

でも、一番大きな違いは、
オランダの場合、このスタイルだとしても、
オランダの学校である背景の中で教育を行っていることが、
一番大きな違いでしょう。

国が決めた教育指導要領は抑えた上で、
教育の方法の自由がある国。

オランダにいって、一番考えさせられたのは、この部分だったので。

アゴラ学校。
いつか、実際に足を運んでみたいし、
コーチのみなさんと対話してみたいことがたくさんあります。

小学校だけではなく、中学校もあるようです。

今人気のようで、視察の予約が取りにくいと聞いていますが^^

私が行くころには、少し落ち着いているかしら。
そのころには、あーアゴラね・・今は○○で・・・みたいな感じで、
さらにアップデートされた教育手法が生まれているかもしれません。

どんどんアップデートしていくからなぁ。。。オランダ。
本当、実践と省察、コーチングを地でいく国だよね。