7月2日。
池田市で開催された「防災備蓄倉庫・学校給食センター見学会」に参加してきました。
当日の行程は、
市役所前に集合して、防災備蓄倉庫を見学。
そのあと、給食センターを見学&試食という流れ。
私は池田地域コミュニティ推進協議会に所属しているので、その活動の一環としての参加です。
実は給食センターは、中学校PTAの行事でも年に一度、見学&試食会を実施していて、
今年も5月29日に開催したばかり。
そのときの紹介動画に映っていたセンター内部を見て、
「実際に行って見てみたいな〜」と思っていたので、今回はその願いが叶うことに!
それに、次年度の事業提案として考えている
「小学校での防災キャンプ」のヒントも得られたらいいな〜と思って、
わくわくしながら参加しました。
まずは、防災備蓄倉庫へ!
市役所の前で担当課の方々に出迎えていただき、いざ出発!
各地域の協議会からも、何名か参加されていました。
防災備蓄倉庫は、旧細河小学校の跡地に建てられた、とってもきれいな建物。
こちらでも担当の方が丁寧に迎えてくださり、
まずは防災備蓄倉庫や市の防災の考え方についてのお話を聞かせていただきました。
できたてほやほやの防災ガイドもいただいて、それをもとに説明を聞いたり。
その後、実際に備蓄物資を見学。
ライトがたくさんあったり、蓄電器の有無、災害時の市の動きなど、
細かく説明してくださって、勉強になりました。
そして――
おむつ、少ない…!
「え? これだけ?」と思わず声に。
でも市の方からは、「市と府で分担して備蓄しています」との説明。
それでも、やっぱり少なく感じてしまう現実。
そのときにふと出た、
「全然足りなくないですか?」という問いに対して、
担当の方がどのような優先順位で備蓄を考えているのか、説明してくださいました。
こういう率直な対話の場って、本当に貴重だなと感じました。(それでも少ないんだけど💦)
行政と地域、市民はパートナー。
協力し合う関係が必要だなって、改めて思いました。
- 行政としてできること
- 地域としてできること
- 個人としてできること
そのすべてが、もしもの時にちゃんとつながって命を守るんだよね、と実感。
おむつの話からの連想で、
今年度から始める「子ども服リサイクル事業」の中で、
不要になった紙おむつやペットシーツを寄付して、
市や地域の備蓄として役立てることができるかも?
なんていうアイデアも自然に浮かんできました。
そして、「防災キャンプ」の話も!
次年度に「小学校での防災キャンプをやってみたい」と相談したところ、
市で貸し出しできる備品(テントや備品など)も見せてくださいました。
すでに開催している地域の話も聞かせてもらって、
「どうやって連携すればいいのか?」なんてところも、
少しずつ見えてきた感覚。
「楽しい」があることは大前提なんだけど、
“リアルさ”をちょっとだけ体感できるような時間にもしたいな、と。
あれこれ妄想が膨らんで、頭の中がぐるぐる(笑)
でも、イメージがだいぶ形になってきたので、わくわくも大きくなってきました!
不安や疑問があると、どうしても動きが鈍くなるし、
「まぁ、いっか」ってなりがちだから。
だからこそ、リアルを見て知って、対話してつながる。
その価値、大きいなぁと感じています。
次は、給食センター!
ちょうどお腹もすいてきて(笑)
今日の献立も、ばっちりチェック済み♪
センターに着くと、こちらもすごくきれいな建物!
担当課の方と、管理栄養士さんが出迎えてくださいました。
まずは施設の説明を聞き、そのあと2グループに分かれて見学。
私たちが到着したのが11時半前だったので、調理はちょうど終わったところでした。
厨房は広々としていて、とにかく清潔感がすごい!
衛生管理の徹底ぶりが伝わってきます。
実際に使われている調理器具を見せていただいたり、
大鍋を使った炒め物の体験もさせてもらいました(しゃもじ、めっちゃ重かった…!)
そして、センターにあった「ホワイトボート」が、これまた可愛い^^
先生が毎月手書きで作られているそうです。
地産地消にも力を入れていて、
「ほそかわだいこん」や「スマイルたまねぎ」など、地元で採れた野菜がメニューに。
この日も、細河地域コミュニティが育てた野菜が使われているとのこと!
実際に携わっている方もおられたので、お話も伺うことができました。
献立の工夫がすごい!
- 二十四節気などの暦に合わせたメニュー
- ひなまつりやクリスマスなどのイベントメニュー
- 健康を意識した「目にいいメニュー」
- 郷土料理や世界の料理
ただ「食べる」だけじゃなくて、
給食を通して、いろんな“体験”ができるように考えられてるのがすごい。
そして、待ちに待った試食タイム♪
この日の献立は…
- コッペパン
- 牛乳
- ナポリタン
- オムレツ
- ブロッコリーのマヨサラダ
- いちごジャム
おいしくいただきました!
ボリュームたっぷりで、完食するのちょっと大変な量(笑)
でも、おかわりしながら、みんなで完食しました!
終えてみて、思ったこと
今日の見学会、ほんとに貴重な時間でした。
いろんなアイディアも浮かんだし、たくさんの学びとヒントももらいました。
行政の考えを知った上で、地域でできることは何か?
そして、個人としてどんな視点や行動を持てばいいのか?
そういうことが明確になると、考えやすくなるし、動きやすくもなるんだなって、改めて思いました。
同じ方向を向いて進んでいくためには、
立場を超えた対話がやっぱり必要。
それがこれからの地域づくりの鍵になっていくんだと思います。
最後に。
今日の機会をつくってくださった担当課のみなさまに、心から感謝です。
本当にありがとうございました。