🌱「当たり前」ってなんだろう?
── 学生主体の団体ぴゅしすの挑戦と、私が全力で応援したい理由
学校って、本当に「当たり前」でできているのでしょうか。
そんな問いから始まった学生たちの挑戦が、今少しずつ社会へ広がっています。
その名は──一般社団法人TAFphysis(ぴゅしす)。
中学生、高校生、大学生が中心となって「ありのままでいられる居場所」をつくりながら、そこで生まれた疑問や違和感を社会に問いかける学生主体の団体です。
設立は2023年11月。背景には、彼ら自身の実体験があります。
もともと池田市の公立中学校で学校改革に取り組んでいた学生たちが、高校に進学してから旧態依然とした学校文化に直面。
生徒主体でない学校構造、チョーク&トーク型授業、ICTが活かせない環境、大量の宿題、謎のルール……。
同級生に相談しても、「そんなものじゃない?」とあきらめの声。
しかし、彼らは諦めませんでした。
葛藤しながらも問い続け、動き出した彼らの思いと、学校改革当事者だった元校長先生との思いが重なり、「ぴゅしす」という団体が生まれました。
👀 ぴゅしすの学生たちと出会って
あるイベントで彼ら出会い、話す機会がありました。
まっすぐな眼差し、伝わってくる強い思い、そしてそれを行動に移す力に深く心を動かされました。
数年前、池田市の公立中学校で、先進的な学校改革が実践されていました。
その改革が行われているまさにその時、中学生だったメンバーがぴゅしすの活動に携わっています。
今回のイベントの制服についても、学生時代に、学校で制服についてみんなで考えるプロセスの中で、池田市の中学校での挑戦は、私は素晴らしいものだと信じています。
学校改革にはさまざまな意見があり、視点によって評価は変わります。
だからこそ、当時の生徒たちの声や体験、その後の人生、そこに見える総合的な「生きる力」にこそ目を向けてほしいと心から願っています。
これから激動し続ける社会で、彼らは間違いなく必要な力を備え、社会へ歩みを進めています。
📢 8月6日イベントのご案内
トランスジェンダー女性であり乙女塾代表の西原さつきさんをお迎えし、
「私らしい生き方」について考えるイベントが開催されます。
- ジェンダーレス制服の実物展示やぴゅしすの学生メンバーによる紹介もあり、
- 多様な「自分らしさ」とは何か、一緒に考える貴重な機会です。
【日時・場所】
2025年8月6日(水)18:00〜20:00
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター5階)
詳細・申し込みはこちら → イベントページ
✨ 未来へつなぐ思い
学生団体「ぴゅしす」は、若者自身が社会とつながり、問い、行動する場所です。
寄付や参加を通じて、彼らの挑戦をぜひ応援してください。
そして、学生団体!に懐かしさを感じるあなたにも、ぜひ彼らの活動に触れてほしい。
私は彼らの姿に深く感動し、今、心から──全力で応援したい!と思っています。
彼らの歩みがもっと多くの人に届き、社会に変化をもたらすことを願って。
🌟 学生団体や学生活動に関わった経験があるあなたへ
私が20代前半の頃、多くの学生団体や学生活動に取り組む仲間に出会いました。
私は学生団体で活動した経験はありませんが、彼らと一緒に社会に何ができるかを考え、たくさんの大人とつながりながら、数々のプロジェクトに取り組んできました。
懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか。
私たちの世代は今、良い年齢になりました(笑)。
年齢も立場も変わっても、志は変わらず、それぞれの専門性を活かして社会変革を続けています。
そんな私たちの世代と、今まさに挑戦を続ける学生団体「ぴゅしす」のメンバーが出会えたら、どんなに素敵なことかと思っています。
ぜひ、彼らのイベントに足を運んでみませんか?
(お子さんやお仕事と重なることも多いと思いますが、少しでも見守っていただけたら嬉しいです。)