こんにちは、木村祐理です。
オランダの子どもニュース(NOS jeugdjournaal)で、興味深い記事を見つけました!
「子どもと若者が気候変動訴訟で勝訴」
アメリカのモンタナ州で、
5〜22歳までのモンタナ州の活動家16人が、
州政府を相手に訴訟を起こし、勝訴する!!
という記事が取り上げられていました。
モンタナ州憲法第9条第1項は、
すべての州民に「清潔で健康な環境」を約束しています。
きれいな環境が州民の権利であることを、州の憲法に明記されているそうです。
(アメリカは大きな国なので、州によって州法が定められています。)
が、実際には、モンタナ州では気候について
あまりにも軽視されている現実があると主張したんですね。
この権利に対して、「モンタナ州環境政策法」が違反していると訴訟を起こしたということ。
そして、判決は勝訴!!!!
気候変動に関する訴訟で、
若者グループの主張が正しいことが証明されることは、
とても大きな判決ではないかと思いますが、
いかがでしょうか。
若者が州政府を相手に勝訴するということは、
かつてなかったこと。
この現実は、大きなインパクトになりますね。
こういう国だから・・といってしまえばそうなのかもしれませんが、
自分の「権利」が軽視されている現実に対して、
声をあげることや、それが実行されるように働きかけていくことは、
とてもとても大切なことだと思います。
モンタナ州は、この判決に不満を持っていて、
上級裁判所へ。引き続き、注目していきたいと思います。
https://jeugdjournaal.nl/artikel/2486738-kinderen-en-jongeren-winnen-klimaat-rechtszaak
こちらの記事がよりわかりやすいかもしれません↓↓
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1501D0V10C23A8000000/
“子どもと若者が気候変動訴訟で勝訴(オランダ子どもニュースより)” への1件の返信
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