キャリアコンサルタント試験対策・完全まとめ【保存版】

キャリアコンサルタント試験。名前は聞いたことがあっても、実際どんな試験なのか、何から手をつければいいのか、正直よくわからない…そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな「はじめの一歩」を踏み出すあなたに向けて、試験の全体像や資格の仕組み、費用や試験内容のポイントをざっくりまとめました。

難しく考えすぎず、まずは全体の地図を一緒に描いていきましょう。


キャリアコンサルタント資格って何?

キャリアコンサルタントという仕事は、働く人の人生やキャリアを一緒に考え、応援する専門家のこと。

この資格は職業能力開発促進法に基づき、厚生労働大臣が登録した試験機関が実施する試験に合格する必要がある国家資格です。

試験は大きく「学科」と「実技(論述と面接)」の2つに分かれていています。

両方に合格し、名簿登録を済ませて初めて「キャリアコンサルタント」と名乗れるわけですね。

キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント(厚生労働省サイト)


受験資格と費用はどんな感じ?

  • 受験資格は、学歴や実務経験、または厚労省指定の養成講座の修了が必須。
    「これから受けたいけど資格が…」という方は、まずは受験資格を満たす養成講座の受講が近道です。
  • 費用面は、ざっくり言うと…
  • ・受験料は約39,000円前後(学科試験と実技試験の合計)
  • ・登録にかかる費用として登録免許税と登録手数料で約17,000円程度
  • ・養成講座は50万円前後が相場です(通信か通学かで差があります)

 


試験内容をざっくり解説

  • 学科試験
    ・四肢択一のマークシート形式(50問)
    ・試験時間:100分
    ・合格基準:70点以上(35問以上正解)
    ・出題範囲:キャリア理論、カウンセリング基礎、関連法規、労働市場、メンタルヘルスなど幅広い
    ・受験料:8,900円
  • 実技試験
    ・論述試験:事例を読み設問に記述(試験時間50分、合格基準40%以上)
    ・面接試験:15分のロールプレイ面談+5分の口頭試問
    相談者を尊重し信頼関係を築くコミュニケーションが求められる
    ・合格基準:実技全体の合格基準は150点中90点以上
    ・受験料:29,900円
  • 試験日程
    論述試験は学科試験と同じ日に実施されることが多く、面接試験は別日に行われることが一般的です。
  • その他の費用
    登録に必要な免許税は9,000円
    登録手数料は8,000円

➡ 詳しい過去問や情報は各団体の公式サイトをご覧ください。


受験団体はどこがあるの?

主に2つの団体が試験を運営しています。

団体によって評価基準や出題傾向に若干の違いがあります。

自分がどちらで受けるのか、早めに決めて対策を立てるのがおすすめです。


登録はどうやって続けるの?

合格後、資格保持者として活動するには、名簿登録が必要。

そしてその登録は5年ごとに更新しなければなりません。

更新には、厚生労働大臣指定の「更新講習」を受けることが義務づけられています。

費用はかかりますが、資格を持ち続けるため、そして最新のスキルや知識を維持するために欠かせないプロセスです。

詳細は登録先の公式サイトで必ず確認を。


もっと詳しい勉強法は?

ここまでで試験の全体像はつかめたはず。

具体的な勉強法や練習のコツ、私が実際に取り組んだことは別の記事にまとめています。

効率よく力をつけたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

→ 【私が実践したキャリコン試験勉強法&効率アップの秘訣はこちら】(リンク設置予定)


おわりに

キャリアコンサルタント試験は決して簡単ではありませんが、ポイントを押さえて着実に準備すれば合格は手の届くところにあります。

まずは試験の仕組みと資格の基本を押さえ、無理なく一歩ずつ進んでいきましょう。

あなたの合格と、未来のキャリア支援者としての活躍を心から応援しています。