キャリアコンサルタント試験対策・実践編【体験談付き】

はじめに

キャリアコンサルタント試験、正直に言うと大変でした💦 大人になると、仕事や家庭で勉強時間を確保するのもひと苦労。でも「工夫次第で、忙しい日常の中でも勉強はできる!」ということも実感しました。

ここでは、私自身が2.5か月間(養成講座終了後)取り組んだ学科・論述・面接の勉強法を、できるだけ具体的に、リアルにまとめています。
※以前の記事「キャリアコンサルタント試験対策・完全まとめ【保存版】」とセットで読むと、全体像と実践方法の両方が把握できます。

学科試験の勉強法

1. キャリコンスタディで毎日コツコツ

キャリコンスタディ(公式サイトはこちら)に登録。LINEで毎日届く10問に取り組むスタイルです。

  • 間違えた問題や理解が浅い部分をチェック
  • 復習を重ねることで、苦手分野を着実に潰せる

キャリコンスタディのいいところ!
LINE上で毎日一緒に勉強している仲間の存在を感じられること。一人じゃないって結構大事!

2. 白書・統計の読み込み

  • 試験範囲のデータを確認
  • 昨年度との違いや数年の変化ポイントをチェック
  • 最新情報を押さえることで、試験での迷いを減らす

3. 過去問3周

  • できるだけ多く集めて繰り返す
  • 試験傾向や自分の得意・不得意を把握
  • 苦手分野を重点的に復習して学力を定着

学科と面接の試験勉強は細切れ時間が勝負
時間が限られているから、学習タスクは小さく細かくしておくと◎。5分あればここを確認、15分あればここを覚える、など。少しの空き時間でも勉強を進められる工夫がポイント。

論述試験の勉強法

1. 対策講座(有料)に参加

  • 養成講座で紹介される試験対策講座に参加
  • 論述回答の考え方やポイントを学ぶ
  • 過去問を実際に解答し、フィードバックを受けられる

2. 過去問2周

  • 論述はまとまった時間がある方が効率的
  • 面接の口頭試問や要約力アップにも直結
  • いろんな事例に触れることで、基礎力がぐっと上がる

論述は、とにかく手を動かすことが大事!
パソコンやスマホの時代だけど、試験では書くことが求められます。日常的に書くことが多い人はまだしも、漢字を書く、誤字脱字に気を付ける、といった作業が結構大変な人は要注意。とにかく「見るだけ」ではなく、実際に手を動かすことが合格への近道です。

面接試験の勉強法

1. 養成講座同期との定期練習

  • 試験1か月前から週1回、ロープレ練習会を実施
  • 気兼ねなく練習できる&同じ目標の仲間との環境で、モチベーション維持

2. キャリコンスタディのロープレ勉強会

  • 同じメンバーでの練習に慣れてしまうので、新しい人との練習が効果的
  • 週1回の無料勉強会で、他講座出身者とその場限りのロープレ体験 → 新しい刺激と学びが得られる

3. リアルロープレ体験

  • 試験本番を想定した会場での練習
  • オンラインだけでは得られない緊張感や空気感を体験
  • 本番の安心感に直結

仕事で面談経験があっても、試験用のロープレ練習は必須です。
日常の業務ではカバーできない、試験特有のポイントがあるからです。

おまけ・工夫した勉強法

  • 子どもと一緒に勉強タイム:中学生の息子が楽しそうだったし、お互い集中できた。一緒に勉強モード、結構おすすめ!
  • 細切れ時間を活用して小さなタスクを積み重ねる:忙しい生活でも、5分、15分の積み重ねで確実に成果につながる
  • 細かくタスクを設定:学科と面接は細切れ時間が勝負、論述はまとまった時間がある方が効率的

勉強で一番大切にしたこと

「自分に合った勉強法を見つけて、着実に実践すること」

  • あわない方法を続けても効率が悪い
  • 自分の生活リズム・得意・不得意に合わせて学習内容をカスタマイズ
  • 続けられるやり方が一番の合格の近道

当時の私(基礎情報)

  • 小学生と中学生のシングルマザー
  • 平日は朝から夕方まで仕事、休日もたまに仕事
  • 対人支援の仕事は20年の実務経験あり
  • 養成講座受講:1.5か月オンラインコース(12月に養成講座終了、3月に国キャリ試験を受験)
  • 養成コース終了から国キャリ試験まで2.5か月

まとめ

キャリコン試験は大変ですが、工夫と継続で乗り越えられます。

  • キャリコンスタディのような日々の繋がりを感じられるツールを活用(自分にあったものを見つけよう!)
  • 細切れ時間も逃さず、小さなタスクを積み重ねる
  • 論述はまとまった時間を確保してじっくり取り組む

自分に合った学習法を見つけ、着実に実践することが合格への近道です。忙しい日常でも、隙間時間や子どもとの時間をうまく活用して勉強を続けましょう。