未来都市を描いたら、子どもたちの未来が見えてきた。

「ゆり先生の授業って面白いですね!」

高校「産業社会と人間」4回目の授業、無事に終了しました!

授業中の個人ワークの時間。

未来都市の作品を仕上げながら、ある生徒がしみじみと・・・

「ゆり先生の授業って面白いですね。」

その言葉を聞いた瞬間、1学期の鬼スケジュールの中で授業をやり切った疲れが、一気に吹き飛びました(笑)。

今回は、「2050年 わたしが住みたい未来都市をつくろう!」がテーマ。

これまで学んできた「自分を知ること」「仕事」「社会とのつながり」を踏まえ、一人ひとりが未来のまちをデザインしました。

実は、今回の授業は…

体調不良明けで、のどの調子は絶不調(笑)。

「今日は15分以上しゃべれないな…。」

そんな状態でした。

しかも、1学期最後ということもあり、生徒たちも少しお疲れモード。

だからこそ、

  • 楽しく取り組めること。
  • 自然と手が動くこと。
  • でも、1学期の学びや自己理解がしっかりつながること。

そんな授業にしたい。

そんなことを考えまくって、考えまくって…。

「どうしようかなぁ」と頭を抱えていたときに、ふっと降りてきたテーマでした。

(神さま、ありがとう^^)

(ちなみに、このアイデアもわが子の承認済みです(笑))

子どもたちの「世界に対するまなざし」が見えた時間

未来都市づくりでは、一人ひとりの個性はもちろん、その子がどんなまなざしで世界を見ているのかが、とてもよく表れていました。

環境問題、テクノロジー、共生、人とのつながり、そして「人間らしく生きる」とはどういうことなのか。

「これから私たちは、どんな社会を目指していきたいのだろう。」

そんな問いが、それぞれの作品から自然と伝わってきました。

「自分が住みたい町」をテーマにしながらも、今の社会課題をしっかりと受け止め、その課題を優しさや発想力、豊かなアイデアで解決しようとしている。

子どもたちの作品を見ながら、何度も「なるほど…!」とうならされました。

中には、まだ存在しない仕事を発明している子もいました。

これまで話していた夢とは少し違う職業を選んでいる子もいました。

1学期を通して、自分の世界が少しずつ広がり、「働く」だけではなく、「社会」や「未来」にまで視点が広がっていることを感じられたのは、私にとってもうれしい発見でした。

表現の仕方も、一人ひとり違う

未来都市の表現方法も、本当にさまざま。

  • 文字で丁寧に世界観を描く子。
  • 細かなイラストで表現する子。
  • 写真にイメージを込める子。
  • AIを活用して、自分の頭の中にある未来を形にする子。

どの方法が正しいということではなく、それぞれが自分の「好き」や「得意」を生かして表現していることが、とても印象的でした。

改めて感じたのは、みんな同じやり方で学ぶ必要はない・表現する必要はないということ。

自分に合った方法で考え、自分らしく表現できる環境があるからこそ、その子らしい発想や才能が見えてきます。

一人ひとり違うからこそ面白い。

そして、その違いが集まることで、未来はもっと豊かになっていく。

そんなことを、子どもたちの作品から教えてもらいました。

1学期の授業を終えて

これで、高校「産業社会と人間」の1学期の授業は終了です。

自分を知ることから始まり、

働く人の話を聞き、

求人票を読み解き、

そして最後は、自分たちが暮らしたい未来の社会を描く。

振り返ってみると、子どもたちは「仕事」を学んでいたというより、「社会」と「自分」のつながりを少しずつ感じながら、自分自身の未来について考えていたのかもしれません。

2学期も、子どもたちと一緒に、

  • 社会と自分がつながっていること。
  • 自分を知ることの面白さ。
  • 人それぞれの考え方や個性の面白さ。
  • 未来は誰かがつくるものではなく、自分たち一人ひとりの選択や行動で創っていけること。

そんなことを、体験できる時間と環境を作っていけたらと思っています。

知るって面白い。

考えるって面白い。

人って面白い。

そして、自分の未来は、自分で創っていける。

そんなことを感じられる時間を、それらが「勉強」につながっている体感を、
これからも子どもたちと一緒につくっていきたいと思います。