プレッシャーって、本当に子どもを伸ばすの?オランダ教育×コーチングが語る学びのヒミツ

「がんばらなきゃ」「みんなと比べなきゃ」
子どもたちにかける“プレッシャー”って、ほんとうに成長のエンジンになるのでしょうか。

先日のオンラインライブで、私と尚子さんはこの問いをじっくり語り合いました。
テーマは「プレッシャーって本当に人を伸ばすの?」
オランダ教育とコーチングの視点から、プレッシャーと成長の関係を見つめなおしました。

オランダから見える、子どもを信じる学び

オランダの学校では、間違えても責められず、子どもが自分で選びながら学ぶ文化があります。
「自由に学んでいい」― その環境の中で、子どもたちは自分のペースで力を伸ばしていきます。

私は、日本の教育が「努力=プレッシャー」という伝統を大切にしてきた一方で、
その重さに子どもが押しつぶされてしまう場面があることに疑問を投げかけました。
尚子さんは、オランダの教育が内発的な動機を大切にし、外からの圧力よりも「自分から伸びたい」という気持ちに光を当てていることを紹介してくれました。

スポーツから見える価値観の変化

話題は教育だけでなく、スポーツ界にも広がります。
日本のチーム文化は、仲間とともに成長する力強さを持つ一方で、
「個を大切にする」価値観とのバランスを取ることが課題になっています。

尚子さんと私は、和を大切にする文化個人の尊重
そのどちらも手放さずに次の時代に合わせていく方法を、ゆっくりと語り合いました。

集団の中で、幸せに生きるために

集団の作り方が子どもの幸せにどう影響するのかも大切なテーマ。
私は、現状の仕組みが子どもを追い詰めてしまう危うさを感じています。
だからこそ、「ゼロに戻す」のではなく、大切なものを残しながらやり方を変える挑戦が必要だと考えています。

尚子さんも、自分の気持ちに耳を澄ませることや、
価値観を時代に合わせてアップデートする大切さに共感してくれました。

プレッシャーは敵? それとも選べる力?

最後に話したのは、プレッシャーの“質”について。
自分で選んだプレッシャーと、他人から押しつけられるプレッシャー。
その違いを意識するだけで、成長の意味が変わってきます。

オランダの教育やスポーツ文化に触れながら、
私たちは「自主性と安心感」のバランスが、
子どもをのびやかに育てるカギだと改めて感じました。

これからの展開

11月には、私自身がオランダを訪れてライブ配信を予定しています。
プレッシャーと成長、この奥深いテーマを、これからも尚子さんと一緒に
みなさんと共有していけたらうれしいです。

🌱子どもを信じて待つという選択が、
どんな未来をひらいていくのか――
これからの対話も、どうぞお楽しみに。

最後に
今回のライブで一緒に語ってくれた尚子さん、そしてリアルタイムで視聴してくださったみなさん、
あたたかい時間を本当にありがとうございました。
これからも一緒に「プレッシャーと成長」を考えていけたらうれしいです。